今日、医療の現場においては統合医療が重視されています。統合医療とはこれまでの西洋医療に、サプリメントや漢方などの代替医療を効果的に取り入れる治療のことです。日本と同様に医療費の増加が問題となっていたアメリカでは、現在定着しつつある医療です。
そうした背景を持って、一般に普及しているのがサプリメント。コンビニでもよく見かけるようになり、誰でも簡単に買うことができます。でも、サプリメントに関する正しい知識を持っている人は以外と少ないのではないでしょうか。
サプリメント(Supplement)は、英語で「補うこと」を意味する言葉。食事を補う、栄養補助食品のことです。いわゆる医薬品ではないので、飲んですぐに効果が現れるというわけではありません。
現代の日本は、「飽食の時代」と言われるほど食事には不自由していませんが、加工食品やインスタント食品、コンビニ弁当など、既製品を窃取する機会が多いことから、栄養過多が心配されます。そうした偏った栄養バランスを整える働きが期待されます。
サプリメント大国のアメリカでは、サプリメントは「食品」と「医薬品」の中間に位置づけされていますが、日本では「食品」という位置付けです。健康管理だけでなく、美容やダイエットに効果的な成分を含んだ製品も数多く販売されています。
テレビコマーシャルや雑誌広告などでも日常的に目にするようになりました。